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インタビュー
情勢の変化を捉え、
海外6ヵ国の円滑な
ワインビジネスの
力になる。
国際事業部
高橋 晃
2019年入社
東京農工大学大学院 物質循環環境科学専攻 卒
大学院では原発事故による放射能汚染に関する研究に従事。一方で、学生時代の休日はワインの海外論文を読み漁るなど、「一生を懸けられる世界」だと確信しエノテカの門を叩く。
DIVISION DIVISION 国際事業部
Topic.1
海外の円滑な
ビジネスを支える。
エノテカが展開する海外6つの国と地域にわたる事業拠点の経営をサポートすることが私のミッションです。ひと言にサポートと言っても、海外での新店出店の際の備品手配、データ分析、商品開発、購買管理など幅広い領域をサポートする必要があります。
例えば、あるワインを海外拠点で取り扱いたいと依頼があった場合、日本の経営会議での承認が必要になります。そのために必要な情報を各拠点の商品担当と連携して集め、資料を作成します。また、各拠点の強化ポイントや獲得希望ブランドのヒアリングをし、生産者へのアプローチも行います。海外拠点の希望するワインビジネスの実現を支えるのが私の役割だと言えます。
日本とは異なる文化や考え方を持った方々と日々仕事を行うため、コミュニケーションは特に注意を払っています。メールでは相手に伝わりやすい表現を使用し、一方的にならないように時折電話するなど、バランスを取るよう意識しています。



Topic.2
次に何が起こり、
何をすべきか。
拠点ごとに法律や税金、物流などの仕組みには違いがあり、国際情勢によってビジネス環境は一変します。例えば、エノテカでは海外でもショップ・卸・通販の3チャネルを軸に営業を展開していますが、国によって酒類のオンライン販売を禁止しているケースもあれば、最近の情勢では中国がオーストラリアワインに高い関税を課したり、スエズ運河での貨物船の座礁によって物流に支障が起きたりするなど、様々な出来事が起こります。
国際情勢の変化を捉えながら、次に何が起こるか、何をすべきかを予測する。そこが国際事業の難しさであり醍醐味であると感じます。


EPISODE Topic.3 忘れられない1本のワイン

超一流シャトーを擁するクラレンス・ディロン・ワインズが造る「クラレンドル・ルージュ」です。大学時代、ちょうどお酒に興味を持ちはじめた頃に手にしたワインで、カカオのような甘い香りと丸みのあるふくよかな味わいに大きな衝撃を受けました。
それまで何となく飲んできたワインとクラレンドルは何が違うのだろう。その日を境に強い探究心が芽生えた私は、ワインBARでアルバイトを始めるようになり、大学の長期休みには世界10ヵ国以上のワイナリーを訪問。ついには研究職の進路よりもエノテカを選ぶに至った、まさに私をワインの道に惹き込んだ運命の1本だと言えます。
SCHEDULE Topic.4 ある日のスケジュール



DAY OFF Topic.5 オフの日の過ごし方
今は「ソムリエ・スカラシップ」やWSET Diplomaの試験勉強に休日の大半を費やしています。海外ソムリエのテイスティング映像を見てコメント表現や英語フレーズを学習したり、自宅で数本のワインを口にしながら官能評価をテイスティングノートに記録したりしています。
※「ソムリエ・スカラシップ」とは、次世代を担う若手ソムリエの育成、および全日本最優秀ソムリエコンクール強化選手の選考を目的に、日本ソムリエ協会が実施する若手対象のコンクールです。
参考:第9回J.S.A.ソムリエ・スカラシップ 優秀者3名が選ばれました|WINEWHAT
