Day at the Wine Shop
新入社員の
ワインショップ
での1日
09:30
早番出勤/開店準備
早番の場合はショップ開店の約1時間前が出勤のシフトです。開店準備を行った後、朝礼では前日の売上や月次予算等の経営情報を確認。併設のBARコーナーにご予約いただいているお客様情報なども共有します。その他、メールチェックや店内清掃、レジ準備などをスピーディに進めていきます。
10:00
品出し/陳列作業
朝一番に届いたワインを搬入します。商品の抜け漏れやプライスカードの位置がずれてないかなどを確認しながら、商品棚にワインを陳列。常に美しく並べることが大切です。
品出しの際には、重量10〜15kgもするワインケースを、何十ケースと運び出さないといけないので、性別に関わらず体力勝負の仕事もがんばらないといけません。また、店舗によっては室温15℃前後など、ワイン管理に適したヒンヤリした店内で働く場合もあるので、その点は知っておいてほしいです!
10:30
接客/店頭業務
お客様がご来店されたら接客を行い、お求めのワインをご案内します。ひとたび店頭に立てば、どんなワインにも精通するエノテカ社員として頼られるからこそ、絶えず学び続ける姿勢が大切。商品部から届く生産者情報や通販サイト「ENOTECA online」に掲載された商品情報をチェックしながら、ワイン知識を高めていきます。
接客では「この2つのワインの違いは何か?」「酸化防止剤が入っているとどう変わるの?」など、専門的な知識を問われるシーンが多くあり、答えられない質問も出てきます。そんな時は上司に相談したり、その場で調べて解決するのですが、そうしたご質問をいただける環境だからこそ、日々ワイン知識が上がっているのだと感じます。
11:30
店内美化
お客様がいらっしゃらない時間などには商品棚のボトル拭き等の店内美化に努めます。店舗によって何百何千種ものワインを取り扱うエノテカですが、どの商品も埃をかぶっていることがないよう、お客様が気持ちよくワインを手に取れる美観を心掛けます。
見たことのない珍しいワインや新作ワインなども、いち早く目にできるのがワインショップ事業部の面白いトコロです。中には半世紀前につくられたヴィンテージワインや1本100万円以上もする高級ワインもあり、ワイン好きにとっては宝探しのような感動に包まれる瞬間があります。
12:30
遅番出勤
実際の出勤時間については、配属店舗によって大きく異なります。例えば住宅街に位置する店舗では、午後からの開店のため朝勤務がなかったり、百貨店内や駅前店舗の場合は早番(9:30出勤)、遅番(12:30出勤)などに分けて勤務シフトを組んでいます。
13:00
EVENT イベント 「スペシャルテイスティング」
各店舗が趣向を凝らして企画するスペシャルテイスティングでは、「五大シャトー飲み比べ」や「オーパス・ワンVSモンテス・アルファ・エム」など、なかなかテイスティングする機会のない高級ワインのセットメニューを提供し、お客様とワインとの新たな出会いを創り出しています。
スペシャルテイスティング以外にも、さまざまな店舗イベントをエノテカは企画しています。これまでにも音楽や絵画、書籍とのコラボイベントや「お寿司とワインのマリアージュ」イベントなどがあり、ワインの新たな一面をお客様にお伝えしています。
15:00
接客/商品提案
エノテカのお店には、初めてワインをご購入される初心者から上級者まで、年齢、性別、国籍もさまざまなお客様が訪れます。お客様のワイン精通度やお好きな料理、飲まれるシーンなどを会話の中でキャッチしながら、その場にぴったり合ったワインをご提案していきます。
はじめはワインを全く知らなかったお客様でも、「あなたが教えてくれたワイン、すごく美味しかったわ。次は何がいいかしら」といった会話をくり返すうちに、ワインがその方の趣味になっていると感じる時に大きなやりがいを感じます。お客様の名前を覚えるのはもちろん、以前は何を飲まれたか、それなら次はこのワインがオススメといった計画を一人ひとり考えていくことが大切です。
17:00
メニュー企画
併設のBARでお客様に提供するワインメニューを企画します。リーズナブルな価格で気軽に飲める「通常メニュー」と、高級ワインの中から選定する「スペシャルテイスティング」用のメニューを考えていきます。
入社後、私が最初に難しいと感じた業務がスペシャルテイスティング用の「メニュー企画」です。担当店舗の客層や商品のキャッチーさ、価格帯などを考慮しながら企画しますが、自分のアイデアが販売数字を左右するプレッシャーもあります。だからこそ、新たな集客に繋がったり、常連のお客様の満足した笑顔が見られるとやはり嬉しくなります。
18:00
EVENT イベント 「生産者来日イベント」
名門ワイナリーから厚い信頼を寄せられるエノテカだからこそ実現できる「生産者来日イベント」。1本のワインが生まれるまでのエピソードや苦労話を知ることのできる貴重なトークイベントに、多くのワインラヴァーがお店に訪れます。
店舗イベント以外でも、本社スタッフセミナーにて生産者の方と意見交換のできる機会がエノテカ社員にはあります。生産者の方の情熱やルーツに触れることで接客の質も変わりますし、ぜひお客様にも味わってほしいと本気で思える「ワイン愛」に繋がります。
18:30
早番退勤
変形労働時間制を導入していますが、8時間勤務(+休憩1時間)のシフト設定が多いため、9:30出勤の場合は18:30退勤、12:30出勤の場合は21:30退勤のようになります。残業時間は同業や他業界と比較してもかなり少ないため、ワークライフバランスが実現しやすい職場環境です。
※勤務時間帯は配属店舗により異なります。
※勤務時間帯は配属店舗により異なります。
19:00
接客/BAR業務
BAR併設の店舗では、その場でワインをご提供するBAR業務も行います。ワインの取り扱い方から注ぎ方などのご提供マナーまで、エノテカの名に恥じない基本的なソムリエスキルを身につけていただきます。
BAR業務では品質チェックのテイスティング(味見)を通して、さまざまなワインの味や香りを学ぶことができます。自分では気軽に購入できない高級ワインでさえ勉強できるため、J.S.Aソムリエスカラシップや資格取得を目指す上で恵まれた環境だと思います。
20:00
商品発注・販売戦略
店舗内の品揃えを確認しながら、必要なワインを発注します。商品補充という考え方だけでなく、客層や購買データを分析しながら今後どんなワインが売れていくかも想像しながら販売戦略を練っていきます。
商品発注では店内に並べたいワインを各自の裁量で決めることができます。思い入れのあるワインはお客様にも提案しやすいですし、「このワインはきっとあのお客様も喜ぶだろうな」と予想して揃えたワインを、その通りに「美味しかった!」と言っていただけるとやりがいを感じます。
21:30
閉店/終礼ミーティング
閉店後には終礼ミーティングを行い、当日の売上確認や業務の振り返りをします。若手社員のうちは店長や上司からのフィードバックを参考に、翌日からの業務に活かしていきます。
CAREER Other Contents 入社後のキャリア
南林幸代
GINZA SIX店/2019年入社
創価大学 文学部 卒
創価大学 文学部 卒
大学時代に経験した中国留学。現地の友人たちと行ったBARで「ワインの美味しさ」に触れ、帰国後もワインを探すようになる。しかし、日本にはワインを相談できるお店や友人がほとんどなく、はじめてエノテカに買い物に訪れた際、接客してくれた先輩社員の深い「ワイン愛」におどろき、入社を強く意識するようになった。現在も同僚たちとワイン話で盛り上がることが多く、「みんな本当にワインが好きなんだな」と実感する時が、エノテカで働いていて一番嬉しい瞬間だ。
石樵友紀
吉祥寺店/2019年入社
東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科 卒
東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科 卒
大学では国内唯一の「醸造科学科」で、幅広いお酒の醸造・製法を学んできた石樵。ビール、日本酒、焼酎、ウィスキーなどを専門的に学ぶ中で、唯一ワインだけが品種、産地、製法などで味わいや香りが大きく変わる、その変幻自在さに強い興味を抱くようになった。そんなバックボーンを持つ石樵がエノテカに惹かれることは必然で、「ひとつのワインを知りたいと思った時、生産地の土壌から製造方法、ストーリー、味わいまで、すべての知識が網羅されている点がエノテカの魅力です」と語る。